ウィーンフィルが2024年もネルソンスと来日
今日はブログっぽく雑多な内容を書きます。
コロナ禍でも毎年のように来日公演をおこなってきたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。2023年の来日公演は、その年初のニューイヤー・コンサートを指揮したフランツ・ウェルザー=メストが指揮する予定でしたが、癌の治療のために降板し、代役を務めたのがトゥガン・ソヒエフでした。私は横浜みなとみらいホールの公演に行き、ラン・ランがピアノ独奏を務めたサン=サーンスのピアノ協奏曲第2番、そして後半はドヴォルザークの交響曲第8番を聴きました。感想はこちらの記事にまとめています。
そして指揮者アンドリス・ネルソンスもここ数年は毎年来日をしてくれていて、2022年がボストン交響楽団、2023年がライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と。ゲヴァントハウス管との演奏会はサントリーホールでのブルックナー交響曲第9番を聴き、こちらの記事にまとめています。
そしてネルソンスは2024年はウィーンフィルとの来日公演で指揮する予定です。
ミューザ川崎の演奏会に行くことに
2024年の来日公演はサントリーホールを中心に廻りますが、私は去年と同様にサントリーホールのチケットが取れなかったため、ミューザ川崎の演奏会に行ってきます。
プレリザーブだと席が指定できないので、高いお金を出して席がガチャなのは嫌でしたので、一般発売初日にトライして、チケットが取れなかったら諦めようというスタンスで臨んだのですが、去年は発売解禁すぐにあれだけ公演数のあるサントリーホールが完売になり、横浜公演は空席があったのでそちらにしました。今年も同じ現象で、サントリーホールの数回の演奏会は速攻で完売。川崎公演は余裕あり、だったのでそちらで取りました。内通者ではないので、去年は横浜みなとみらいだったのに今年はミューザ川崎にした理由は存じていないのですが、私はまだミューザ川崎に行ったことがなかったので、良い機会です。私の大好きな指揮者、マリス・ヤンソンスが絶賛していた日本のホールにサントリーホールとミューザ川崎の名前がありましたから、楽しみです。
昨日たまたま川崎に行く機会があったので、下見をしてきました。11月のミューザ川崎が本当に楽しみです。
ムソルグスキー、ショスタコーヴィチ、ドヴォルザークのプログラム
川崎公演で演奏する予定曲目は
- ムソルグスキー作曲(ショスタコーヴィチ編曲): 歌劇「ホヴァンシチナ」から前奏曲「モスクワ河の夜明け」
- ショスタコーヴィチ作曲: 交響曲第9番
- ドヴォルザーク作曲: 交響曲第7番
「モスクワ河の夜明け」はネルソンスがゲヴァントハウス管の2019年12月の演奏会で映像作品がリリースされていて、こちらの記事で紹介しました。オケがウィーンフィルになることでさらに美しさに磨きが掛かりそうです。
ショスタコーヴィチの交響曲第9番はボストン交響楽団との録音が2017年の米国グラミー賞「Best Orchestral Performance」を受賞しています。機動力の高いボストン響からウィーンフィルに変わることで、また違った味わいを引き出してくれそう。
ドヴォルザークの交響曲第7番は一番楽しみですね。昨年のウィーンフィル来日公演でもソヒエフ指揮で第8番を演奏してくれましたし、私はネルソンスの指揮では2020年1月にボストン出張をした際に1月23日のシンフォニー・ホールでのボストン響との「新世界より」を聴いています。 (FC2ブログの記事)
第7番は粗削りさと美しさの両方が魅力の作品で、ネルソンスの指揮は好相性でしょう。それをウィーンフィルで聴けるのが楽しみです。
既にショスタコーヴィチの交響曲第9番とドヴォルザークの第7番のポケットスコアは購入して、念入りに譜読みを始めています。
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